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社会保険料と社会保険労務士

こんにちは、福岡市博多区の社会保険労務士・FP(ファイナンシャルプランナー)の井村太郎です!

国民負担率が過去最高を更新したと言われています。

社会保険料は企業や労働者にとって大きな負担となっており、社会保険の専門家である社会保険労務士としては、社会保険料負担の軽減を政治に求めます。

※なお、労働・社会保険料の削減や節約、脱法行為の指導などの社会保険労務士としての倫理観を逸脱した内容ではありません。

社会保険労務士の目的

社会保険労務士は、「労働・社会保険に関する法令の円滑な実施に寄与し、事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資すること」を目的として業務を行っています。

社会保険労務士法第一条(目的)

この法律は、社会保険労務士の制度を定めて、その業務の適正を図り、もつて労働及び社会保険に関する法令の円滑な実施に寄与するとともに、事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資することを目的とする。

また、全国社会保険労務士会連合会のホームページでは、「ヒトを大切にする企業づくりから人を大切にする社会の実現へ」とも記載されています。

経世済民とは

経済の語源である経世済民とは、「世の中を治め、国民の苦しみを救うこと」。

社会保険などの社会保障制度も、言ってしまえば「経世済民」のための一手段でしかありません。

政府による各種政策は経済状況に応じてなされるべきであり、国民の負担が過大であれば、それを軽減するのが合理的ではないでしょうか?

「インボイス制度の中止を求める税理士の会」

令和5年10月1日から開始が予定されているインボイス制度について、税の専門家である税理士がその中止を求めています。

これについては、私もインボイス制度の中止に賛成しています。

理由は以下の通り。

  • 税は政府支出の財源ではなく、社会保障財源でもない
  • 逆進性があり、消費性向が高い低所得程負担が大きい
  • 格差拡大につながる
  • 消費に対する罰金で消費が抑制されるなど

上記の理由により、そもそも消費税は廃止以外に合理的理由はないと考えていますので、インボイス制度ももちろん不要だと考えます。

税の専門家であり、公平な税負担で住みやすい豊かな暮らしを守ることを社会的使命とする税理士がインボイス制度の中止を求めるように、社会保険の専門家であり、事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資することを目的とする社会保険労務士も社会保険料負担の軽減を主張するべきではないでしょうか?

社会保険料と社会保険労務士

先日、国民負担率が過去最高を大きく更新したと各種マスコミで報じられました。

政府の失政による長期デフレの中、コロナ禍とウクライナ情勢による物価高と、国民にとってはまさに泣きっ面に蜂状態。一国民として、経済オタク、社会保険労務士としては看過できません。

全国社会保険労務士会連合会のホームページに記載されている、「ヒトを大切にする企業づくりから人を大切にする社会の実現へ」に私自身とても共感しています。

そのため、国民を蔑ろにしている政府与党に強い憤りを感じています。

過去に基礎年金の国庫負担割合が3分の1から2分の1に引き上げられたように、社会保険料負担の軽減をやらない理由、できない理由はありません。当然、政府支出の財源は通貨発行。

30年に及ぶ長期デフレにコロナ禍、加えて、ウクライナ情勢によるコストプッシュインフレの中、合理的な政策は消費税廃止やガソリン税0、そして社会保険料負担の軽減。

人を大切にする社会の実現のため、事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上の資するため、社会保険労務士として社会保険料負担の軽減を政治に求めます。


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